動かない車でも売れる!不動車買取&廃車の方法を徹底解説
車は多くの部品が集合した機械なので、どこかの部品が故障してしまうと車が全く動かなくなることもあります。
しかし、幸いなことに車を修理する専門業者があるので、故障してもその対価を支払うことで車を修理してまた走らせることができます。
ただ、車の故障の具合よっては非常に高額な修理費がかかることも多く、また古い車は部品の調達が難しいという問題もあります。
そういった車は、修理されずに動かない車となり、自動車業界では「不動車」と呼ばれます。
この記事では、動かない車、つまり不動車にはどういった状態の車があるのか?と、無料でできる不動車の処理方法をご紹介します。
この方法は、不動車によっては現金買取してもらえることもあるので是非参考にしてください。
動かない車とは?「不動車」の定義
一般的に「不動車」には
・事故車
・故障車
・水没車
の3つがあります。順に解説します。
事故車
年式や走行距離にかかわらず、動かなくなる車の代名詞が「事故車」です。
車が事故を起こして不動車となるには、車の残価以上に修理費がかかるような事故の場合となります。
例えば、現在の価値が100万円の車で事故を起こしたとすると、修理費用で100万円を超えると修理するより買い替えをすすめられるので、その事故車は不動車となります。
この場合、加入している任意保険会社が車の査定をして保険で支払われる最大の修理費用で車を修復できるかどうか決めています。
この他、車に車両保険をかけていなかった場合で、自損事故を起こし修理費用を用意できない場合なども不動車となります。
故障車
車は機械の集合体なので、故障すれば修理をしますが、ご存知のように故障は保険適用外なのですべての修理費用は実費となります。
そのために、エンジン本体やミッションなどに致命的な損傷が起きると、その修理費用は高額となり、修理をあきらめた場合に不動車となります。
このほか、故障しても部品が手に入らない車も不動車となるでしょう。
現在、自動車メーカーが部品を供給する期間は10年プラスαとなっています。10年プラスαでは、平成10年より前の車の部品は、生産されていないことが多いので、在庫が無くなり次第部品の調達は難しくなります。
そういった、古い車を大事に乗られていて、部品を手に入れることができずに不動車となることも多くあります。
水没車
水没車とは、水に漬かってしまった車のことを指します。
特にここ数年は災害により車が水没する例が多く発生しています。高潮で51台ものフェラーリが海水に水没してしまった悲惨なニュースも記憶に新しいところです。
現在の車は、多くの電装品を使っており、エンジン内部に水が浸入していなくても、電装品がダメージを追ってしまうと車の修理費は非常に高額となります。
特にハイブリット車は水没は致命的で、予期せぬ災害で不動車となってしまうことも少なくないようです。
動かない車の処分方法
不幸にも、自分の愛車が不動車となってしまった場合、車をどう処分したらよいのか迷ってしまいますよね?
また、事故や災害でなくても、車検をせずに雨ざらしで放置されている不動車を見かけることもありますが、ああいった車も持ち主は処分に困っていることでしょう。
そこで、不動車を処分する場合、どこにお願いをすればよいのか?それぞれの業者にはどのような特徴があるのか詳しく見ていきます。
方法.1ディーラーに相談する
新車で車を買ってから、ディーラーで車のことを全てお世話になっている方も多いでしょう。
そのために、愛車が動かなくなったら、ディーラーに相談するの方も多いかと思います。
しかし、実際はディーラーで不動車を処分するとなると、多くの場合、結構な額の廃車費用を取られます。
リサイクル料金を払っているので、廃車費用が発生するのはおかしいと感じるかもしれません。
しかしリサイクル費用は、車のプラスチック部品やエアバッグ、そしてエアコンに使用されているフロンガス回収費用であり、それ以外の廃車費用は含まれていません。
ただし、長年付き合いがある自動車ディーラーであれば、新車を購入することを条件で、動かなくなった車を名目無料で引き取ってもらえることもあるかもしれません。
しかし、車を廃車するには、陸運支局への届け出や、車をレッカー移動する費用が発生するので、無料で引き取ってもらったつもりでも、新車費用が通常より値引きされていなかったなんてことも良くあるので注意が必要です。
方法.2中古車店に相談する
車を乗られている人の中には、中古車店と長く付き合っている人もいるでしょう。そういった方は、車に何かトラブルがあれば、中古車店の担当者に相談を持ち掛けるのではないでしょうか。
しかし、中古車店では実働車、つまり問題なく走れる車を扱っているので、動かなくなった車を買い取ってもらうことは基本的にできません。
中古車店の場合は、新規に中古車を購入する時に、動かなくなった車を廃車にすることで、有償にて引き取ってもらうことは可能です。
その場合、不動車なので自宅からのレッカー代、名義変更手数料、解体手数料などの名目で、数万円から10万円ぐらいは請求されることは覚悟しておきましょう。
解体業者に相談する
動かなくなった車を、解体業者に直接持ち込んで処分してもらうことも可能です。
しかし、動かない車なので、解体業者に持ち込むにはレッカー移動する必要があることと、解体業者で車の名義変更を行うので、その手続きの手数料やリサイクル券意外の解体手数料を支払う必要があります。
費用は解体業者によって違うのでなんとも言えませんが、数万円は必要になるでしょう。
不動車専門の買取店に相談する
不動車を処分するなら「不動車専門の買取店に相談する。」これが現在一番賢い方法です。
買取店というと、今乗っている車を少しでも高く買い取ってくれる買取業者を想像する方が多いかと思いますが、ここで紹介するのは “動かなくなった車を専門に買い取る業者” です。
昔から不動車の処理に困っていた人は多くいたにも関わらず、ひと昔前はこのような業者は存在しませんでした。
インターネットが普及し、多くの人からの申し込みが受けられるようになった今の時代だからこそ生まれたサービスと言えます。
不動車買取業者でもっともオススメできるのは、やはり「ハイシャル」でしょう。
ハイシャルは「名義変更」「車両引き取り料」「レッカー代」「車両解体費用」「廃車手続き代行費用」といった諸費用を全て無料で行ってくれる、不動車専門の全国規模の買取業者です。
ハイシャルでは、驚くことにどんな不動車でも無料引き取り、車によっては買取してくれるので、「廃車するにはお金がかかるから」と車検切れの車を何年も放置していた人には非常にありがたいサービスです。
動かなくなった車をお持ちの方で、どう処分していいか迷っているなら「ハイシャル」にフォームからメールで相談してみてください。
不動車が買い取られる理由
不動車は、一般の人からすればただのゴミと感じられるかもしれませんが、特定の業種の方から見ると「不動車は宝の車」とも言えます。
車は、約3万点の部品から構成されているので、車自体は動かなくても使える部品はたくさんあります。
また、日本車は海外で人気が高く、不動車でも日本より格安で直すことができる国が数多くあることから、独自のルートを持っていれば、不動車は海外で商品となります。
そこで部品取りや、海外に輸出される不動車とはどんな車なのか、詳しく見ていきます。
部品取り車として流通
車は、走っていればいずれ故障することもありますし、ぶつけてしまうこともあるでしょう。
しかし、車の新品パーツは思いのほか高いことが多く、修理にしり込みしてしまう人も多くいます。
特に事故を起こして車を破損させてしまうと、すぐに10万円以上の出費となるでしょう。
任意保険に付帯する車両保険に加入していれば、事故修理にかかる費用はなんとか賄えることになりますが、車両保険は高いことが多いので、加入をしていない方が多いのも事実です。
車両保険に加入していなければ、当然修理費用は実費負担となり、お財布を直撃し修理自体をあきらめることにもなりかねません。
そこで、この不動車が生きてきます。
不動車を分解して、それぞれのパーツごとにストックして置き、必要とされる方に格安で販売することで、事故を起こした方は、安く修理ができるシステムになっています。
それによって、不動車の処分に困っている人も、修理に困っている人にパーツとして販売する業者に買い取ってもらうことで、損が無いよう処分できる仕組みとなっています。
海外に輸出
海外向けに輸出される日本車は、新車ばかりではありません。日本で役目を終えた車や、海外で人気の高い不動車も多く輸出されています。
特にアジア圏などの発展途上国では、日本車の需要が高いので、不動車でも高値で取引されています。
日本では、保安基準があるので、車検に合格しなければ公道を走ることはできませんが、海外では、保安基準があってない国も多く、走ればどんな状態でも構わないといった国も多くあります。
そこで、日本から不動車を海外のバイヤーが買い付けをし、多くの日本の不動車が海外で息を吹き返して走っています。
海外に輸出するときには、多くの関税や船積み運賃がかかるので、コストを抑えるためにもそれほど高くは買い取ってはもらえませんが、不動車を1円も払わずに無料で引き取ってもらえるならぜひ利用したいシステムといえるでしょう。
早めの対処で税金が戻ります
動かなくなった車を何もせずに放置していても自動車税が必ず年1回請求されてきます。
そこで、無駄な税金を払わないように早めに廃車の手続きをすることが大切です。
また、廃車手続きをすれば、残っている車検期間と自動車税の期間を計算して、自動車重量税と自動車税、そして自賠責保険が還付されることがあります。
動かなくなった車を所有し、処分に困ったら、まずは不動車専門の買取業者連絡をして早めの手続きでお得に不動車を処分しましょう。
業者は、全国どこでも対応可の「ハイシャル」がおすすめです。
出典:https://haishall.jp/
ハイシャルは動かなくなった車を0円以上で買い取ってくれる、不動車専門の買取業者です。
不動車の処理にお金がかかると思っていませんか?たしかに昔は動かない車の処理には必ずお金がかかりました。
しかしハイシャルは、独自のパーツ販売ルート、海外販売ルート、鉄くず販売ルートを持つことで不動車の買取を実現しています。車の状態によっては値段が付かないこともありますが、それでも処理費用が発生する心配はありません。事故車、故障車、水没車はもちろん、車検が切れて放置してしまっている雨ざらしの車の処理に困っている方も、ハイシャルなら0円以上で処理できます。
まとめ
事故車、故障車、水没車、車検切れで雨ざらしで放置された車など、動かない車の処理に困っていた方も、当記事を読んでホッとされたのではないでしょうか?
少なくとも今は、昔のように動かない車の処分に何万円もかかる時代ではありません。ただ、方法を知らない人は、今でもお金を払って処理していると思います。
皆さんはそんなことをしないようにしてくださいね。
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