プリウス年式別走行距離5万キロ以上の査定相場[高額売却のコツ]

ハイブリッドカーの元祖のトヨタ「プリウス」。

1997年に初代プリウスの発売が開始され、2003年に2代目、2009年に3代目（PHV(ZVW35)は2012年）、2015年に4代目とフルモデルチェンジを繰り返し、走行性能も、燃費もモデルチェンジするごとにブラッシュアップされています。

今回はそんなプリウスの1年落ち～1年落ちまでの査定相場予想と、プリウスを少しでも高く売るためのコツをご紹介します。

中古車市場におけるプリウスの現在

中古市場でのプリウスは、年式によって買取金額に大きな開きの出る代表的な車種です。

と言うのも、プリウスという車が、とんでもないスピードで性能が進化しているハイブリッドカーだからです。

たとえば2003年以前の初代プリウスは、走りも性能も　“自動車”　としての及第点に及んおらず、ハイブリッドカーとしての恩恵も無いといっても良いぐらいですから価値は全くありません（逆にお金を払うことになるということですね）。

金額はどうあれ、値が付くとしたら、最低でも走りも燃費も飛躍的に向上した2代目プリウス以降です。

とは言っても、やはりハイブリッドカーは、進化のスピードが著しいですし、バッテリーの消耗を懸念するユーザーも多いことから、年式が古いものや、走行距離が10万kmを超えるようなものは、なかなか納得のいく金額での売却は難しいというのが現実です。

また、一時期は新車販売台数のトップを数年間キープし、現在でも安定した販売数を保っているプリウスですから、中古車市場では供給過多になっている感は否めません。

アクアもそうですが、進化のスピードが早いハイブリッドカーは、中古でも年式の新しいものが売れる傾向が特に強いため、買い替えを検討しているなら早めの決断をされたほうが良いかもしれません。

現在のプリウスの査定額を知っておこう

プリウスオーナーで買い換えを検討しているなら、まずは現状でいくらぐらいで売れるのか？を知っておいたほうが良いでしょう。

特にプリウスのようなハイブリッドカーは、購入後にバッテリー交換をしていないなら、これ以上バッテリー消耗する前に、早めに現状の車の価値を知っておいたほうが良いかもしれません。

ただ、だからと言ってトヨタのディーラーに持って行って、下取り額を見積もってもらっても納得のいく見積もりはしてもらえないでしょう。

と、いうのも良く知られているように、そもそもディーラーは下取り額が一般の下取り業者よりも20～50%ほど安いからです

現在の車の正当な査定額を知る、もっとも手軽で信頼できる方法は、一括査定サイトで、あなたのプリウスの年式や走行距離を入力して、一括査定してみることです。

一括査定サイトを利用するには、名前や電話番号などの個人情報を入力しなければいけないため、
「利用したら必ず売却しなければいけないの？」と勘違いしている方もいますが、全然そんなことはありません。

一括査定サイトは「今売ったらいくらぐらいで売れるか？」を知るためだけに利用しても全く問題ありません。

一括査定サイトを利用するなら、是非試してみてほしいのが「カーセンサー」と「ユーカーパック」の2つです。

カーセンサーは日本全国から1,000店以上、しかも大手業者が参加しているので、リアルタイムで　“あなたのプリウスを買取りたい（＝プリウスを探している顧客がいる）”　という業者が見つかることもあり、通常より高い査定額が期待できます。

また、ユーカーパックは「業者オークション」形式を採用しているため、タイミングによっては査定額がぐんぐん上がることがあるのが魅力です。

何よりこの2つの一括査定サイトは、しつこく営業電話がかかってこないのが評価できます。

どちらも30秒～1、2分で入力完了するので、暇つぶし感覚で是非試してみてください。
次の車の予算の計画も立てやすくなるなると思いますよ。

>>>　カーセンサー
>>>　ユーカーパック

現在販売されているプリウスの車両本体価格から買取相場を逆算

現状のプリウスの正当な査定額を早く知るには、先ほどご紹介したような一括査定サイトを利用するのが一番手っ取り早いのですが、もう一つの方法として、現在中古車市場で販売されている物件の中から、あなたのプリウスと年式や走行距離、グレードなどが近いものを探し、その物件の車両本体価格から買取価格を逆算して予想するという方法があります。

計算式は

になります。
※計算式の根拠はこちらのページで解説しています。

この計算式で算出できる金額は、買取金額としては　“かなり良心的”　ではあります。
ただ、仮に自分の車の査定に出して、この方法で算出した金額よりも大幅に低い査定額を提示されたなら、その業者は信頼できないという判断ができます。

ということで、実際に中古車雑誌に掲載されていたプリウスのうち、1年落ち～10年落ち（2代目～4代目）、走行距離5万キロ～6万キロの物件をピックアップして、買取金額を予想してみたので参考にしてみてください。

1～5年落ち+走行距離5～6万kmのプリウスの買取金額予想

※1年落ちのものは走行距離3.8万kmです。

トヨタ プリウス【1年落ち】
グレード：1.8 S セーフティプラス/メモリーナビ/LED
ボディカラー：ホワイトパールクリスタルシャイン
製造年：2018年
走行距離：3.8万km
本体価格：233.0万円（消費税込）

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予想買取金額
170.5万円
233.0万円÷1.08÷1.15÷1.1＝170.5万円

トヨタ プリウス【2年落ち】
グレード：1.8 S/メモリーナビ/ワンオーナー
ボディカラー：ホワイトパール
製造年：2017年
走行距離：5.1万km
本体価格：199.0万円（消費税込）

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予想買取金額
145.6万円
199.0万円÷1.08÷1.15÷1.1＝145.6万円

トヨタ プリウス【3年落ち】
グレード：1.8 L/キーフリー/ETC/純正オーディオ
ボディカラー：ホワイト
製造年：2016年
走行距離：5.4万km
本体価格：118.7万円（消費税込）

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予想買取金額
86.8万円
118.7万円÷1.08÷1.15÷1.1＝86.8万円

トヨタ プリウス【4年落ち】
グレード：1.8 L/メモリーナビ/Bカメラ/Sキー/TV
ボディカラー：ホワイト
製造年：2015年
走行距離：5.8万km
本体価格：95.0万円（消費税込）

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予想買取金額
71.5万円
95.0万円÷1.08÷1.15÷1.1＝71.5万円

トヨタ プリウス【5年落ち】
グレード：1.8 S/HDDナビ/TVHIDライト/バックカメラ
ボディカラー：ライトパープルメタリック
製造年：2016年
走行距離：6.0万km
本体価格：86.8万円（消費税込）

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予想買取金額
63.5万円
86.8万円÷1.08÷1.15÷1.1＝63.5万円

6～10年落ち+走行距離5～6万kmのプリウスの買取金額予想

トヨタ プリウス【6年落ち】
グレード：1.8 S/後期/禁煙/9インチナビTV/HID/Bカメラ/ETC
ボディカラー：パールホワイト
製造年：2013年
走行距離：5.8万km
本体価格：69.9万円（消費税込）

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予想買取金額
51.1万円
69.9万円÷1.08÷1.15÷1.1＝51.1万円

トヨタ プリウス【7年落ち】
グレード：1.8 S/純正HDDナビLEDテールフォグライト
ボディカラー：
製造年：2012年
走行距離：5.0万km
本体価格：69.0万円（消費税込）

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予想買取金額
50.5万円
69.0万円÷1.08÷1.15÷1.1＝50.5万円

トヨタ プリウス【8年落ち】
グレード：1.8 L/ナビTV/DVD再生/スマートキー/プッシュST
ボディカラー：シルバー
製造年：2011年
走行距離：5.9万km
本体価格：59.9万円（消費税込）

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予想買取金額
43.8万円
59.9万円÷1.08÷1.15÷1.1＝43.8万円

トヨタ プリウス【9年落ち】
グレード：1.8 S/メモリーナビ/地デジ/ETC/スマートキー
ボディカラー：シルバーメタリック
製造年：2010年
走行距離：5.6万km
本体価格：58.8万円（消費税込）

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予想買取金額
43.0万円
58.8万円÷1.08÷1.15÷1.1＝43.0万円

トヨタ プリウス【10年落ち】
グレード：1.5 S/スマートキー/PUSHスタート
ボディカラー：シルバー
製造年：2009年
走行距離：5.8万km
本体価格：42.9万円（消費税込）

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予想買取金額
31.4万円
42.9万円÷1.08÷1.15÷1.1＝31.4万円

以上、10年落ちまで買取額を予想してみました。

10年落ちのプリウスですが、今回ピックアップした物件に関しては、走行距離がそれほどでもなかったたので、（10年落ちにしては）なかなかの金額になりました。
年式が古くて状態が良いものなら高額査定を期待しても良いのかもしれません。

プリウスを高く売る方法

前項では今現在中古車市場で売られてるプリウスの車両販売価格から買取金額を逆算して予想してみました。

ただ、冒頭でも書きましたが、この予想は「良心的な業者が、良心的な金額で下取りしたとしたら」という前提での予想ですから、実際は、もっとずっと安い金額で下取りされているかもしれません。

残念ながら中古車売買では「販売価格の何%以上の金額で下取りしなければいけない」という法律はありません。

事実、私が以前勤めていた中古車販売店でも、下取りする際は、本来70万円ぐらいで下取りしてもおかしくない物件でも、まずは半分以下の30万円ぐらいの金額から提示していました。

しかも、ほとんどのお客様がその金額で納得されていました^^；

車を買い換える時というのは、どうしても「1日も早く古い車を手放して、新しい車を納車したい」という心理が働きます。さらには既に新しい車のローンが組めていることも多いため、下取り金額に関しては本当にみなさん無頓着になってしまうようです。

ですから、できれば次の車を完全に決めてしまう前に、一度、一括査定サイトで正当な下取り額を知っておくことを強くおすすめします。

それで（一括査定サイトで）納得のいく金額を提示されれば、いよいよ買い替えを具体的に検討すれば良いですし、そうでなくても　“現状ではいくらぐらいで売れるのか？”　を予め知っていれば、次の車の予算もたてやすくなるでしょう。

一括査定サイトを利用するなら、先ほども紹介した「カーセンサー」と「ユーカーパック」の2社で十分です。

どちらも1分～2分で査定相場が分かりますから、安易に下取りに出す前に是非正当な査定額をチェックしておいてください。

新車・中古車市場におけるプリウスの今後は?

低燃費と言う意味では、N-BOXなどの軽自動車が台頭してきているため、若干ハイブリッドカーの注目度が下がってきている感は否めません。

ただ、やはり普通乗用車の走行性能や安全性能は軽自動車のそれとは違いますし、同じトヨタのハイブリッドカーであるアクアが、次期モデルで45㎞/リットルという異次元の低燃費を実現するそうですから、プリウスもいずれそうなっていくのは間違いないでしょう。

またプリウスは「低燃費の営業車」として企業でも重宝されているのも、新車市場では明るい材料かもしれません。

ただ中古車市場では、プリウスのようにモデルチェンジの度に大きく進化する車は、年式によっての販売価格、買取価格の差が益々広がっていくことになるのも間違いありません。

また、ハイブリッドカーの宿命で、バッテリーの消耗具合によっても買取価格が大きく変わってしまいます。

そのためバッテリーの交換時期を迎え「バッテリーを交換するぐらいなら買い換えようかな、、」と思っても、そのタイミングではすでに高額査定されないということも起こり得ます。

さらにもう一つ不安材料は、大人気車種ゆえに、中古車市場では供給過多気味だということです。

高く売ることをあきらめ乗りつぶすつもりで乗り続けるか？それとも高く売れるうちに買い替えるか？迷うところでしょう。

高く愛車を売るなら!おすすめの一括査定サイト

売るかどうか迷ったときこそ、今の自分のプリウスの価値を知っておくと何かと便利です。
優良な一括査定サイトは、自分の車の価値を知るにも最適です。

高品質なサービスが保証できる一括査定サイトは「カーセンサー」と「ユーカーパック」の2社です。

下の表を見てください。

この表は代表的な一括査定サイトを比較したものですが、「カーセンサー」と「ユーカーパック」の2社が圧倒的に提携買取業者が多いのがわかります。

また、他の一括査定サイトに参加している業者も、それらの業者のほとんどが、カーセンサーやユーカーパックにも参加していますから、あえて他の一括査定サイトを利用する意味はありません。

カーセンサーとユーカーパックだけで十分です。

「カーセンサー」

出典：https://kaitori.carsensor.net/

日本全国1,000店以上の業者、しかも大手が参加しているため、リアルタイムで「あなたの車を買取りたい（＝あなたの車が欲しい顧客がいる）」業者が見つかる可能性が高く、高い査定額が期待できます。カーセンサーは、高く売るためにも、正確な査定相場を知るためにも必ず利用するべき一括査定サイトです。

「ユーカーパック」

出典：https://ucarpac.com/

先ほどの表からも分かるように、ユーカーパックは日本全国2,000店舗以上、実はカーセンサー以上の業者が参加しています。
ただし、ユーカーパックは中小の業者も多数参加しているとのことなので、規模的には大手が多数参加しているカーセンサーの方が大きくなります。
ユーカーパックの魅力は「業者オークション」形式を採用しているためタイミングによっては査定額がぐんぐん上がることです。また、カーセンサー同様しつこい営業が電話がかかってこないことも魅力です。