オデッセイは高額買取期待大！1年落ちから10年落ち走行距離10万キロまでの買取妥当額は？

1994年に登場した初代が大ヒットし、低車高でスポーティな大型ミニバンという新ジャンルを創出したホンダ「オデッセイ」。3代目で取り入れられた「低床」というコンセプトが以降のミニバンのトレンドとなるなど、常にジャンルの先導役として最先端の進化を遂げてきました。

今回はそんなオデッセイの各年式、走行距離での買い取り相場を調べてみました。

中古車市場におけるオデッセイ

オデッセイはロングセラー車種で、広い室内に、ミニバンとは思えない走りの良さ、3列目シートを床下に格納できるなどの実用的な機能も多く、中古車市場での人気は上々です。

発売から20年以上が経過した初代でも、低走行車は中古車市場に流通しています。低年式、高走行車は厳しいものの、ドレスアップやローダウンなどの改造車に一定の需要があるので、あきらめずに査定してみましょう。

「6人以上の乗員数や余裕ある積載量は必要だが、ワンボックス車は避けたい」という需要は現在も強く、脱ワンボックスミニバンの代表格であるオデッセイを指名買いされる買い手も少なくありません。現オーナー様も、確固たるこだわりをもって選ばれたであろうオデッセイですから、同じようにこだわりのあるオーナー様に引き継がれていくことでしょう。

グレード別ではアブソリュートと4WDモデルが人気ですが、8人乗りモデルが少し弱い以外はそれほど人気に差はありません。4代目モデルは、車高を1,550mmと機械式駐車場に入庫可能な高さとしたことが裏目に出て、新車販売で苦戦しましたが、中古車市場ではしっかり需要があります。

現行モデルは、ハイブリッドモデルも追加されて堅調な販売を記録しています。次期フルモデルチェンジはトヨタのエスティマに対抗して2019～20年になると予想されています。現行モデルへの乗り換えをご検討中の方も、高査定を狙うなら今のうちに動いた方が良いかもしれません。

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現在販売されているオデッセイの車両本体価格から買取相場を逆算

あなたのオデッセイの現在の買取相場（＝妥当な買取額）を知る方法として、現在中古車市場で販売されている、あなたのオデッセイと同等のものの車両本体価格から逆算する方法があります。

この方法は「車両本体価格から業者が払える買取金額のおおよその限界値」を算出するときにプロが用いる計算式で、私も以前中古車販売店スタッフだったころに社長から教えてもらいました。

今回は1年落ち～10年落ちのオデッセイの買取価格を算出してみました。
走行距離は通常利用で一般的な走行距離と言われている1年1万kmを基準に調べてみました。

1～5年落ち走行距離1～5万kmのオデッセイの買取相場検証

ホンダ オデッセイ【1年落ち】
グレード：2.0 ハイブリッド EXパッケージ
ボディカラー：クリスタルブラックパール
製造年：2017年
走行距離：1.1万km
本体価格：354.9万円（消費税込）

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買取予想額
259.7万円
354.9万円÷1.08÷1.15÷1.1＝259.7万円
※車両本体価格354.9万円からプロの逆算法で算出

ホンダ オデッセイ【2年落ち】
グレード：2.0 ハイブリッド アブソルート ホンダセンシング EXパッケージ
ボディカラー：パープル
製造年：2016年
走行距離：3.0万km
本体価格：324.0万円（消費税込）

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買取予想額
259.1万円
324.0万円÷1.08÷1.15÷1.1＝259.1万円
※車両本体価格324.0万円からプロの逆算法で算出

ホンダ オデッセイ【3年落ち】
グレード：2.4 アブソルート EX アドバンス リアエンタセンシング
ボディカラー：ホワイトオーキッドパール
製造年：2015年
走行距離：3.1万km
本体価格：269.0万円（消費税込）

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買取予想額
196.8万円
269.0万円÷1.08÷1.15÷1.1＝196.8万円
※車両本体価格269.0万円からプロの逆算法で算出

ホンダ オデッセイ【4年落ち】
グレード：2.4 アブソルート EX
ボディカラー：グラマラスモーブパール
製造年：2014年
走行距離：4.4万km
本体価格：248.0万円（消費税込）

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買取予想額
181.5万円
248.0万円÷1.08÷1.15÷1.1＝181.5万円
※車両本体価格248.0万円からプロの逆算法で算出

ホンダ オデッセイ【5年落ち】
グレード：2.4 MX エアロパッケージ 純正HDDナビ
ボディカラー：シルバーメタリック
製造年：2013年
走行距離：5.1万km
本体価格：139.3万円（消費税込）

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買取予想額
101.9万円
139.3万円÷1.08÷1.15÷1.1＝101.9万円
※車両本体価格139.3万円からプロの逆算法で算出

6～10年落ち走行距離6～10万kmのオデッセイの買取相場検証

ホンダ オデッセイ【6年落ち】
グレード：2.4 M エアロパッケージ ナビテレビ バックカメラ スマートキー
ボディカラー：
製造年：2012年
走行距離：6.4万km
本体価格：109.0万円（消費税込）

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買取予想額
79.7万円
109.0万円÷1.08÷1.15÷1.1＝79.7万円
※車両本体価格109.0万円からプロの逆算法で算出

ホンダ オデッセイ【7年落ち】
グレード：2.4 M ファインスピリット エアロパッケージ
ボディカラー：クリスタルブラックパール
製造年：2011年
走行距離：7.2万km
本体価格：95.9万円（消費税込）

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買取予想額
70.1万円
95.9万円÷1.08÷1.15÷1.1＝70.1万円
※車両本体価格95.9万円からプロの逆算法で算出

ホンダ オデッセイ【8年落ち】
グレード：2.4 M エアロパッケージ 純正HDDナビBモニター
ボディカラー：
製造年：2010年
走行距離：8.4万km
本体価格：79.0万円（消費税込）

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買取予想額
55.6万円
79.0万円÷1.08÷1.15÷1.1＝55.6万円
※車両本体価格79.0万円からプロの逆算法で算出

ホンダ オデッセイ【9年落ち】
グレード：2.4 アブソルート 新品19AW ローダウン HDDナビ
ボディカラー：プレミアムホワイトパール
製造年：2009年
走行距離：9.4万km
本体価格：70.0万円（消費税込）

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買取予想額
51.2万円
70.0万円÷1.08÷1.15÷1.1＝51.2万円
※車両本体価格70.0万円からプロの逆算法で算出

ホンダ オデッセイ【10年落ち】
グレード：2.4 アブソルート HDDナビ バックカメラ
ボディカラー：パールホワイト
製造年：2008年
走行距離：10.5万km
本体価格：47.8万円（消費税込）

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買取予想額
34.9万円
47.8万円÷1.08÷1.15÷1.1＝34.9万円
※車両本体価格47.8万円からプロの逆算法で算出

いかがですか？2013年のフルモデルチェンジのタイミングと、5～7年目の3回目の車検のタイミングが重なっているので、この辺りが買取金額に大きく影響していますね。

適正価格で買い取りする業者に要注意

今回も私が中古車販売店にいたときに社長に伝授された丸秘計算式を使って、各年式、各走行距離の買取金額を予想してみました。

ただし、これらはあくまで予想金額であって実際にこの金額で買取されたわけではありません。
と、言うより、恐らくはもっと安い金額で買取されているはずです。
何故なら、中古車の買取価格は業者のサジ加減で決まってしまうところがあるからです。

もちろん知識のある業者同士の売買なら適正相場はあるのですが、知識の無い一般ユーザーが相手となると、ほぼ業者のサジ加減で買取金額が決まってしまっているのが実情なのです。

買取価格というのは、一般ユーザーが知り得ないブラックボックス（当サイトでは丸秘計算式でバラしちゃってますが…）ですから、買取業者に「この車なら買取はこのぐらいだね」と言われたら、「はあ、そうですか、、」と納得するしかありません。

それに加えて、一般ユーザー側も、車の買い替えのときというのは1日も早く次の車を手に入れたいという心理が働くため、いちいち買取金額に文句をつけないというのも、業者の言い値で買い取られてしまう原因の1つです。

あなたオデッセイの買取最高額が45秒でわかる！

売るなら日本一高額査定する業者に売ろう！

昔は“売る手間”を考えれば買取業者に丸投げするというのもアリだったのかもしれません。

しかし今はネットの「一括査定サイト」を使えば、これといった手間もなく、あなたのオデッセイを高額査定する業者の査定額を知ることができますから、これを利用しない手はないと思います。

一括査定サイトに対しては色々言う人もいますが、元中古車販売店スタッフの私から言わせてもらえば、そこらへんの実店舗の業者に売りに行くほうがよっぽど危険です。それこそ“言い値”で買い取られることになりかねません。
ましてやディーラーや、新しく車を買うお店に下取りに出してしまえば、8年落ち以上のものはゼロ円査定されてしまうかもしれません。

だったらネットで簡単に複数の業者の査定額を知ることができる一括査定サイトを利用したほうが得に決まっています。

先ほど「知識のある業者同士の売買なら適正相場はある」と書きましたが、一括査定サイトはシステム上、参加している業者同士が、お互いの査定額を知ることができるため、まず相場以下の査定額を提示する業者はいなくなります。

それに加えて、業者同士が競って査定額を吊り上げてくれますから、相場を大きく上回る査定額を提示する業者が現れることもめずらしくありません。

特に、優良サイトの「かんたん車査定ガイド」は、販売力のある業者が複数参加していますから、他の一括査定サイトよりも高額査定される可能性が高くなります。

事実、今回この記事で買取金額を予想した「2009年式/オデッセイ/9.4万km/買取予想金額51.2万円」を、「かんたん車査定ガイド」で査定してみたところ55万円の査定額を提示する業者が現れました（2018年1月）。

そもそも今回算出した51.2万円という金額が車両本体価格からすれば限界値に近い買取金額ですから、55万円という査定額がいかに高額かお分かりいただけると思います。

一括査定サイトは実店舗と違い、査定額に納得できなければ売らなければ良いだけですから、今、日本で一番高額で買い取ってくれる業者の査定額が知れるだけでも、今後の買い替えの計画がたてやすくなると思いますよ。