スペーシアを高く売る!5年落ちでも高額査定される買取店とは?
昨今の軽トールワゴンブームもあり、中古市場でも売れ行き好調な(N-BOXやタントほどではありませんが…)スズキのスペーシア。
そんなスペーシアですから状態が悪くなければ納得できる値段で売却することは十分に可能です。
この記事では中古市場でのスペーシアの動向と、愛車を高く、安全に売るためのコツをご紹介します。
・中古市場でのスペーシアの人気
・しつこい営業電話がかかってこない査定サイト
・買取予想額を算出する方法
・各年式のスペーシアのおおよその買取金額
・今後のスペーシアの動向
中古車市場におけるスペーシア
スズキには「ワゴンR」というスペーシアとは別コンセプトの軽トールワゴンや、「ハスラー」という軽トールワゴンSUVがありますが、2017年末のフルモデルチェンジ後のスペーシアはデザイン的にも、用途的にもこの中間に位置していますね。
2013年から販売開始になったスペーシアですが、フルモデルチェンジされ、デザインが一新されてからは特に女性層とファミリー層での人気が高まっています。
ただ、フルモデルチェンジは、購入する側からすると嬉しいことですが、売却する側からすると「フルモデルチェンジされると旧モデルの価値が下がり売却価格が下がる」という、どうしても避けられない事実があるため、あまり歓迎できることではないかもしれません。
幸い、今現在(2019年現在)はまだフルモデルチェンジされた後の現行モデルがそれほど中古車市場に出回っていないため、旧モデルも“急落”と言えるほどは値を下げていませんが、今後急激に値を下げていくのは時間の問題でしょう。
2013年式、2014年式あたりのスペーシアオーナーの方は買い換えの予定があるなら早めの決断が必要になるかと思います。
室内が軽トールワゴンの中でも広いほうであるスペーシアは常に一定以上のニーズがありますから、走行距離が10万キロを超えていても売れないということはありません。
旧モデルのスペーシアを売却する方に一つ良いニュースをお知らせすると、現行のスペーシアは「全車マイルドハイブリッド化」され、燃費性能が飛躍的に向上し、新たな客層を掴むことに成功していますが、一方で「ハイブリッドはまだ選ばない」という“慎重派”“アンチハイブリッド派”も沢山います。
そういう層にはこの先まだしばらくはスペーシアの旧モデルのニーズは続くと考えられます。
とはいっても「そろそろ買い替えを考えている」「少しでも高く売りたい」のなら、まずは現状いくらぐらいで売れるのか?を査定してみて、今後の買い替え予定を立てたほうが良いと思います。
今、スペーシアを売ったらいくらになるか把握しておこう
スペーシアは今人気の軽トールワゴンですから、高年式(最近のもの)のものなら高額買取が期待できますし、低年式のものでもニーズはありますから(ディーラーに下取りに出さない限り)ゼロ円査定ということもまずありません。
ディーラーの下取りはどうしても一般の買取業者より20%~50%ほど安くなります。これはディーラーは下取りした車を中古車として販売する前に徹底的にメンテナンスするからで、部品交換代や人件費を考えるとディーラーの下取り額が低くなるのは責められません。
とはいっても、実際のところは査定してみないと分かりませんから、現在の車がいくらで売れるのか?正当な下取り金額を知るために、スマホやPCで簡単に利用できる「一括査定サイト」を利用するのがオススメです。
一括査定サイトを利用するには、名前や電話番号の入力が必要なため「絶対売らなければいけないのでは?」と思っている人もいますが、全然そんなことはありません。
査定額に納得ができなければ無理に売る必要もなく、今の自分の車を売ったらいくらぐらいになるか?」を知るためだけに利用しても全く問題ありません。
正直、今の自分の車の価値を知るのにこれほど便利なツールは無いと思います。
今現在、私が自信をもってオススメできる一括査定サイトは「ユーカーパック」と「かんたん車査定ガイド」の2つです。
ユーカーパックは「業者オークション形式」を採用しているため、タイミングによっては査定額がぐんぐん上がることがあるのが魅力ですし。何よりユーカーパックは登録している買取業者全てをユーカーパック1社で管理しているので、複数の業者からのしつこい営業電話の心配がありません。
一方「かんたん車査定ガイド」は、登録している買取業者が全て「JADRI」という団体に加盟している査定サイトです。「JADRI」とは加盟に厳しい審査が必要な団体で、この団体に加盟している買取業者は「査定後の減額」と「キャンセル料の請求」が禁止されています。また “日本で一番高く買い取る業者の査定額を知りたくありませんか?” というキャッチコピーを自ら使うほど高額買取に自信を持っています。もちろんこちらも「いつまでも業者からしつこい営業電話がかかってきた」なんてことにはなりませんから安心して査定してみてください。
ユーカーパックも、かんたん車査定ガイドもどちらも30秒~1分ほどで入力で査定可能なので、電車の中などで暇つぶし感覚で試してみてください。
一括査定サイトは高く買取してくれる業者を探すだけでなく、買取相場を知るにも最適です!この2つなら、売るにも、相場を調べるにも、安心して利用できます。
各年式・走行距離のスペーシアを買取相場を調査
手っ取り早くスペーシアの正当な査定額を知るには「一括査定サイト」を利用するのが一番手軽ですが、もう一つオススメの方法として、中古車市場で販売されている物件の中から、あなたのスペーシアと近い状態のものを探し、その車両本体価格から買取価格を逆算して算出するという方法があります。
計算式は
になります。
※計算式の根拠はこちらのページで解説しています。
これは「車両本体価格がこれなら、業者が払える買取金額の限界はこの辺りかな?」という金額を予想するときにプロが用いる計算式で、私も中古車販売店スタッフだったころに社長から教えてもらいました。
今回は、軽自動車に乗られておられる方の多くが買い替えを意識する「走行距離5万km前後」の各年式のスペーシアを某中古車販売サイトからピックアップしてみました。
是非参考にしてください。
スペーシア(一部スペーシアカスタム)1~5年落ち買取金額予想
グレード:660 G/デュアルカメラブレーキサポート装着車/リミテッド/デュアルカメラブレーキ
ボディカラー:ブラウンパール
製造年:2018年
走行距離:4.0万km
本体価格:128.0万円(消費税込)
予想買取金額
93.6万円
128.0万円÷1.08÷1.15÷1.1=93.6万円
グレード:660 Gリミテッド/助手席電動ドア/スマートKEY
ボディカラー:クリスタルホワイトパール
製造年:2017年
走行距離:5.1万km
本体価格:116.9万円(消費税込)
予想買取金額
85.5万円
116.9万円÷1.08÷1.15÷1.1=85.5万円
グレード:660 カスタム/Jスタイル
ボディカラー:ブラック
製造年:2016年
走行距離:5.2万km
本体価格:94.0万円(消費税込)
予想買取金額
68.8万円
94.0万円÷1.08÷1.15÷1.1=68.8万円
グレード:660 カスタム/XS/ワンオーナー車
ボディカラー:ブラック
製造年:2015年
走行距離:5.9万km
本体価格:89.0万円(消費税込)
予想買取金額
65.1万円
89.0万円÷1.08÷1.15÷1.1=65.1万円
グレード:660 カスタム/SDナビ両側自動ETC
ボディカラー:ガンメタリック
製造年:2014年
走行距離:5.1万km
本体価格:98.0万円(消費税込)
予想買取金額
71.7万円
98.0万円÷1.08÷1.15÷1.1=71.7万円
※車両本体価格98.0万円からプロの逆算法で算出
いかがですか?いずれは2017年以前のモデルはもっと値を下げていくと思いますが、
現在のところはまだフルモデルチェンジの影響はそれほど受けていないように思います。
スペーシアを高く売却するには?
前項では今現在中古車市場で売られてる1年落ちから5年落ちのスペーシア(スペーシアカスタム含む)の車両販売価格から買取金額を予想してみました。
ただ、勘違いして欲しくないのは、この予想金額はあくまで「良心的な業者が正当な金額で買い取りしてくれたら」という前提での金額です。
ですから買取業者によっては、今回予想した金額よりもずっと安い金額で買取しているかもしれません。
残念ながら車の買取では「販売価格の何%以上の金額で買取りしなければいけない」といった法律はありません。
事実、私が以前勤めていた中古車販売店でも、新しく車を購入してくれるお客様の(前の)車を下取りすることはよくありましたが、その際、本来70万円ぐらいで下取りしてもおかしくないものでも、まずは20万円~30万円ぐらいから提示していました。
しかも驚くことに、ほとんどのお客様がその不当な下取り金額で納得されていました。
車を買い換える時というのは、どうしても「1日も早く新しい車を納車したい」という心理が働きますし、
既にローンも組めていることが多いため、下取り金額に対しては本当にみなさん無頓着になってしまうようです。
ですから、できれば買い替えを検討した次点で、一度、一括査定サイトで正当な査定金額を調べておくことオススメします。
それで納得のいく金額を提示されれば、いよいよ具体的に買い替えを検討すれば良いですし、そうでなくても “現状ではいくらぐらいで売れるのか?” が予め分かっていれば次の車の購入予定も立てやすくなると思います。何より損することを避けられます。
一括査定サイトは、先ほども紹介した「ユーカーパック」と「かんたん車査定ガイド」の2社が信頼性が高くオススメです。
どちらも1、2分で入力完了しますから、お時間のある時に是非試して見てください。
事実、某中古車販売サイトでは「スペーシアカスタム/SDナビ両側自動ETC(2014年式&走行距離5.1万km)」が車両本体価格98万円で売られています。これを今回紹介した計算式に当てはめると[98.0万円÷1.08÷1.15÷1.1=71.7万円]で、本来なら71万円前後で売却できるはずです。ですが5年落ちのこの車をディーラー下取りや良心的でない業者に下取りに出せば、査定額は良くて20~30万円ぐらいでしょう。車を高く売りたいなら業者選びは本当に慎重にならなければいけません。
今後のスペーシアは?査定額はどう変わる?
N-BOX、タント、トール、ワゴンR、そしてスペーシアと、昨今の軽トールワゴンムーブがそう簡単に終わるとは思えません。
というのも、軽トールワゴンのブームは、
・室内が広い
・燃費がいい
・ターボ付きなら普通車と変わらないパワー
といった、メリットから生まれたブームだからです。
フルサイズミニバンブームは“ステイタス優先”だったため、やはり終焉を迎え始めていますね…
また軽自動車は普通車に比べて値が下がるのが遅く、また下げる値幅が少ないというメリットもあります。
そう考えると、今後のスペーシアの人気は続くでしょうし、売却すれば、それなりに納得の価格で買取してもらえると思います。
ただ、やはりフルモデルチェンジの前後では査定額が全くちがいますし、
また、軽自動車はいまだに「軽自動車のエンジンは走行距離10万㎞が限界」と思っている人もいますから、
売るなら、5万㎞前後で一度買い替えを検討してみても良いかもしれません。
いずれにせよ、売るなら、一括査定サイトなどで正当な買取金額を知り、買取業者の言い値で売ってしまわないようにするのも大切ですね。
高く愛車を売るなら!おすすめの一括査定サイト
優良な一括査定サイトは、トップクラスの高額査定をする買取業者が参加しているため高額査定が期待できます。
また現在のあなたの車の価値を正確に知ることもできます。
今現在自信をもってオススメできる一括査定サイトは「ユーカーパック」と「かんたん車査定ガイド」の2社です。
出典:https://ucarpac.com/
ユーカーパックは「業者オークション」形式を採用しているため、タイミングによっては査定額がぐんぐん上がるのが魅力です。
2000社以上の買取業者が登録していますが、ユーカーパックが2000社を統括管理しているので、実際にやり取りする段になっても相手はユーカーパック1社のみで済みます。しつこい営業電話の心配が無いので安心です。
https://a-satei.com
「かんたん車査定ガイド」は日本で唯一、登録している買取業者が全て「JADRI」に加入している一括査定サイトです。「JADRI」は再査定が禁止されているため、再査定の心配がなく、正当な価格で誠実な買取をしてくれます。自ら「日本で一番高い査定額を知りたくありませんか?」と謳うほど高額査定には自信を持っています。
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