ヴィッツを高く売る!1年落ち~10年落ち走行距離5万キロ以上の査定相場とは?
1999年に「スターレット」の後継者として発売されたトヨタ「ヴィッツ」。今回はヴィッツの買取相場を10年落ちまで遡って検証してみます。
新しい車の購入を検討されているヴィッツオーナーは是非参考にしてください。
・中古車市場においてのヴィッツ
・まずは正当な査定額を知る大切さ
・10年落ちまでのヴィッツの下取り額予想
・ヴィッツを少しでも高く売る方法
・今後のヴィッツ人気
中古車市場におけるヴィッツ人気
コンパクトで、ファミリーカーとしても人気のヴィッツですが、ここ数年はN-BOXやタント、ウェイクといった、軽自動車でありながらヴィッツよりも室内が広い車種が台頭していることもあり、数年前よりはニーズが落ちてる感があるのは否めません。
ただ、ヴィッツの場合は「ヤリス」という名で世界中に販売されており、海外にも販売網があることもあり「10年落ち走行距離も10万キロ以上」といった物件でも、それなりの値で売れる強みがあります。
海外からすれば、信頼の日本の普通乗用車で、しかも“世界のトヨタ”となれば10年落ち10万㎞は全然許容範囲ということなのでしょう。
また、もう一つのプラス材料として、(2019年1月現在)2010年以降大幅なフルモデルチェンジをしていないというのもあります。
中古車の宿命として、フルモデルチェンジする度に旧モデルの市場価格は大きく値崩れしますが、ヴィッツの場合は2010年以降フルモデルチェンジしていないので(2014年にマイナーチェンジはしている)今のところはまだフルモデルチェンジが原因の急激な値崩れの可能性は少ないと言えます。
ヴィッツは初代モデルが1999年~2005年、2代目モデルが2005年~2010年、3代目モデルが2010年~現在です。あなたのヴィッツは何代目でしょうか!?
ただし、早ければ2019年にフルモデルチェンジするということが既に決定しているようなので、ヴィッツオーナーで買い替えを検討されている方は早めのご決断をされたほうが良いかもしれませんね。
あなたのヴィッツの正当な査定額を知っておこう
車の買い替えを検討しているなら、次の車の予算を検討するためにも、まずは現在の車がいくらで売れるのか?を知っておく必要があります。
ただ、だから言ってトヨタのディーラーに持って行って、下取り額を見積もってもらったところで納得のいく査定はしてもらえません。
恐らく10年落ち走行距離10万kmのヴィッツなら0円査定でしょう。
何故なら、もともとディーラーは下取り価格が、一般の下取り業者よりも20~50%ほど安いからです。
トヨタのディーラーは下取りした車を徹底的にメンテしてから市場に出すため、部品代や人件費を考えると下取り価格が一般の買取業者より低くなるのは、ある意味仕方ありません。
現在の車がいくらで売れるのか?正当な下取り金額を知る最も簡単な方法は信頼できる一括査定サイトであなたのヴィッツの年式や走行距離を入力して、一括査定してみることです。
一括査定サイトを利用するには、名前や電話番号などの個人情報を入力しなければいけませんが、だからと言って必ずしも売却しなければいけないということは全く無いので、 “今の自分の車を売ったらいくらぐらいになるのか?” を知るためだけにも気軽に利用できます。
一括査定サイトを利用するなら、是非試してみてほしいのが「カーセンサー」と「ユーカーパック」の2つです。
カーセンサーは日本全国から1,000店以上、しかも大手の業者が参加しているので、リアルタイムで「あなたのヴィッツを買取りたい(=ヴィッツを探している顧客がいる)」という業者が見つかることがあり、通常より高い査定額が期待できます。
また、ユーカーパックは「業者オークション形式」を採用しているため、タイミングによっては査定額がぐんぐん上がることがあるのが魅力です。
何よりユーカーパックはしつこい営業電話がかかってこないのが評価できます。
どちらも30秒~1分ほどで入力完了するので、暇つぶし感覚で試してみてください。予算の計画も立てやすくなるなると思いますよ。
一括査定サイトは高く買取してくれる業者を探すだけでなく、買取相場を知るにも最適です!この2社なら、売るにも、相場を調べるにも、安心して利用できます。
現在販売されているヴィッツの車両本体価格から買取金額を算出
手っ取り早くあなたのヴィッツの正当な査定額を知るには、一括査定サイトを利用するのが一番です。
が、もう一つの方法として、現在中古車市場で販売されている物件の中から、あなたのヴィッツと近い状態のものを探し、その車両本体価格から買取価格を逆算して算出するという方法があります。
計算式は
になります。
※計算式の根拠はこちらのページで解説しています。
これは「車両本体価格がこれなら、業者が払える買取金額の限界はこの辺りかな?」という金額を予想するときにプロが用いる計算式で、私も中古車販売店スタッフだったころに社長から教えてもらいました。
と、言うことで今回は、実際に中古車販売サイトに掲載されている1年落ち~10年落ち、走行距離5~6万キロのヴィッツの車両本体価格から買取金額を予想してみました。
※今回のヴィッツのデータは大手中古車販売サイト3社からランダムでピックアップしました。
1~5年落ちのヴィッツの下取り金額予想
※2016年式、2017年式は走行距離5万km以上のものが市場に出回っていなかったため5万km以下のもので検証しています。
グレード:1.3 F/4WD/NAVI/BACKカメラ/衝突軽減ブレーキ
ボディカラー:ブラック
製造年:2018年
走行距離:2.1万km
本体価格:135.9万円(消費税込)
予想買取金額
99.4万円
135.9万円÷1.08÷1.15÷1.1=99.4万円
グレード:1.3 F/CDチューナー/ワイヤレスキー
ボディカラー:シルバーメタリック
製造年:2017年
走行距離:3.9万km
本体価格:99.0万円(消費税込)
予想買取金額
72.4万円
99.0万円÷1.08÷1.15÷1.1=72.4万円
グレード:1.3 F/SDナビ/ワンセグTV/バックカメラ
ボディカラー:イエロー
製造年:2016年
走行距離:5.8万km
本体価格:78.0万円(消費税込)
予想買取金額
57.0万円
78.0万円÷1.08÷1.15÷1.1=57.0万円
グレード:1.3 F/4WD/純正ナビ
ボディカラー:シルバー
製造年:2015年
走行距離:5.0万km
本体価格:68.0万円(消費税込)
予想買取金額
49.7万円
68.0万円÷1.08÷1.15÷1.1=49.7万円
グレード:1.0 F
ボディカラー:ライトグリーン
製造年:2014年
走行距離:5.1万km
本体価格:64.8万円(消費税込)
予想買取金額
47.4万円
64.8万円÷1.08÷1.15÷1.1=47.4万円
6~10年落ち+走行距離5~6万kmのヴィッツの買取相場検証
グレード:1.0 F/Mパッケージ/ETC/キーレス/CD
ボディカラー:シルバー
製造年:2013年
走行距離:5.4万km
本体価格:39.8万円(消費税込)
予想買取金額
29.1万円
39.8万円÷1.08÷1.15÷1.1=29.1万円
グレード:1.3 F
ボディカラー:シルバー
製造年:2012年
走行距離:5.8万km
本体価格:52.8万円(消費税込)
予想買取金額
38.6万円
52.8万円÷1.08÷1.15÷1.1=38.6万円
グレード:1.0 F リミテッドII/ETC/スマートキー/HID
ボディカラー:レッド
製造年:2011年
走行距離:5.7万km
本体価格:29.8万円(消費税込)
予想買取金額
21.8万円
29.8万円÷1.08÷1.15÷1.1=21.8万円
グレード:1.0 F
ボディカラー:ブラック
製造年:2009年
走行距離:5.0万km
本体価格:28.0万円(消費税込)
予想買取金額
20.4万円
28.0万円÷1.08÷1.15÷1.1=20.4万円
グレード:1.0 F/ワンセグTV
ボディカラー:ブラック
製造年:2008年
走行距離:5.5万km
本体価格:33.0万円(消費税込)
予想買取金額
24.1万円
33.0万円÷1.08÷1.15÷1.1=24.1万円
いかがでしょう?現在のヴィッツの1.3Lグレードの新車価格が118万円~180万円ということを考えれば、10年落ち+走行距離5万km以上で買取金額が20万を超えるかもしれないというのはかなり魅力的でなのではないでしょうか?
なお、今回はあえてハイブリッドモデルを外しましたが、ハイブリッドモデルなら、新車価格に比例してさらに高額査定が期待できます(バッテリーの消耗度合いにもよりますが)。
ヴィッツを高く売る方法
前項では車両販売価格から買取金額を逆算して予想してみました。
ただ、勘違いしてほしくないのは、これらはあくまで「良心的な業者が、良心的な金額で買取したとしたら」という前提での予想です。
実際は、もっとずっと安い金額で下取りされているかもしれません。
「買取業者は販売価格の何%以上の金額で下取りしなければいけない」という法律でもあれば良いのですが、残念ながら中古車業界にはそういった法律はありません。
事実、私が以前勤めていた中古車販売店でも、本来70万円ぐらいで下取りしてもおかしくない物件でも、まずは30万円ぐらいの金額を提示していました。
しかも、ほとんどのお客様がそれでOKしてしまうというのだから驚きでした。
車を買い換える時というのは、お客様もすでに次の車の支払いの目途がたっているのに加え、1日も早く古い車を手放して、新しい車を納車したいと思っているため、下取り金額に関しては本当に無頓着になってしまうものなんです。
ですから、既に車の買い替えを決めている人、次に購入する車が決まっている人ほど、面倒臭いからと安易に(次の車を買う)業者に下取りに出さず、一度踏みとどまって、一括査定サイトで、本来の買取されるべき金額を知っておくことをおすすめします。
それで(一括査定サイトで)納得のいく金額を提示されれば売れば良いだけですし、売らなくても “正当な査定ではいくらぐらいになるか” が予め分かっていれば、業者に下取りに出す際も強気で交渉できます。
なお、一括査定サイトを利用するなら、先ほども紹介した「カーセンサー」と「ユーカーパック」の2社で十分です。
どちらも入力には1分とかかりませんから、安易に下取りに出す前に是非正当な査定額をチェックしておきましょう。
これを面倒くさがってしまうと、結果的に数十万の損をしてしまうことになりかねませんからご注意ください。
自動車市場においてヴィッツの今後は?
今は「広い、維持費が安い、(ターボなら)走りも満足」という理由から、軽トールワゴンの人気がスゴイことになっており、コンパクトカーの人気は一段落している状態です。
ただ、そんな中でも、トヨタの定番車種の一つであるヴィッツは中古車市場でも安定して売買されている車種でもあります。
ただ、中古車市場においてはフルモデルチェンジされれば、それ以前のモデルがガクリと値を下げることはさけられませんから、すでに2019年以降具体的なフルモデルチェンジがアナウンスされているヴィッツは注視が必要です。
また「ヴィッツを買うならハイブリッド」と言う流れにもなっていくでしょうから、ガソリン車の価値は下がっていくかもしれません。
そう考えると、買い換えを考えているなら早めの方が良いのは確かです。
とは言っても、車の売り時は必ずしも高く売れる時ではありません。
気に入っているのであれば、乗り潰すつもりで乗り続けるというものありですよね。
高く愛車を売るなら!おすすめの一括査定サイト
車を高く査定してくれる業者探しにも、現状の車の価値を確認するにも、一括査定サイトは非常に便利です。
優良な一括査定サイトは、査定金額が高いだけでなく、先方からのコンタクトも最小限です。
高品質なサービスが保証できる一括査定サイトは「カーセンサー」と「ユーカーパック」の2社です。
下の表を見てください。
この表は代表的な一括査定サイトを比較したものですが、「カーセンサー」と「ユーカーパック」の2社が圧倒的に提携買取業者が多いのがわかります。
また、他の一括査定サイトに参加している業者も、それらの業者のほとんどが、カーセンサーやユーカーパックにも参加していますから、あえて他の一括査定サイトを利用する意味はありません。
カーセンサーとユーカーパックだけで十分です。
出典:https://kaitori.carsensor.net/
日本全国1,000店以上の業者、しかも大手が参加しているため、リアルタイムで「あなたの車を買取りたい(=あなたの車が欲しい顧客がいる)」業者が見つかる可能性が高く、高い査定額が期待できます。カーセンサーは、高く売るためにも、正確な査定相場を知るためにも必ず利用するべき一括査定サイトです。
出典:https://ucarpac.com/
先ほどの表からも分かるように、ユーカーパックは日本全国2,000店舗以上、実はカーセンサー以上の業者が参加しています。
ただし、ユーカーパックは中小の業者も多数参加しているとのことなので、規模的には大手が多数参加しているカーセンサーの方が大きくなります。
ユーカーパックの魅力は「業者オークション」形式を採用しているためタイミングによっては査定額がぐんぐん上がることです。また、カーセンサー同様しつこい営業が電話がかかってこないことも魅力です。
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