アクアの査定額は?1年落ち～5年落ち走行距離5万km以上で買取相場を調べてみた

現在の中古車市場におけるアクア

超低燃費のハイブリッドカーをメジャーな存在にしたのはプリウスですが、そのプリウスよりもコンパクトで、さらに低燃費なアクアは中古車市場でも非常に人気があります。

しかもアクアは発売から7年ほどしか経っていませんから、プリウスほど中古市場に出回っていません。

つまり現状は需要に供給が追いついていない状態ですから、今なら高額査定が最も期待できるコンパクトカーの一つと言えます。

ただし、そんなアクアでも不安が無いわけではありません。

ハイブリッドカーの宿命で、バッテリーが消耗している場合は、その分査定額は確実に下がります。

バッテリーは走行距離だけでなく、経年劣化も避けられませんし、プロが見ればどのくらい消耗しているかすぐに分かりますから「思ったより査定額な伸びなかった」という場合はバッテリーの消耗も原因の一つかもしれません。

また、アクアは2013年～2015年まで、プリウスを抑えて国内新車販売台数No1を獲得していますから、いずれ中古市場にアクアが溢れることになるのもほぼ間違いないでしょう。

また、アクアは2019年1月現在ではまだフルモデルチェンジしていませんが（※マイナーチェンジは2014年と2017年に2度している）、2019年の春頃にはフルモデルチェンジすると公式にアナウンスされています。

しかもフルモデルチェンジ後のアクアは45㎞/1リットルという脅威的な低燃費になるそうですから、そうなればフルモデルチェンジ前のモデルの価値がガクっと落ちるのは避けられないでしょう。

乗りつぶすつもりなら問題ありませんが、買い替えを検討しているのなら「あのとき売っておけば良かった…」と後悔しないためにも、できるだけ早期に今のあなたのアクアの価値（＝査定額）を知っておいてた方が良いかもしれません。

今のうちにアクアの査定額を知っておこう

買い替えを検討しているなら、まずは現在の車がいくらで売れるのか？を知っておいたほう良いでしょう。

ただ、だからと言ってトヨタのディーラーに持って行って、下取り額を見積もってもらったとしても、ディーラーでは正当な査定額は提示してもらえません。

何故なら、もともとディーラーは下取り金額が一般の中古車買取業者よりも20～50%ほど安いからです。

現在の車がいくらで売れるのか？正当な買取金額を知るのに最も簡単な方法は、信頼できる一括査定サイトであなたのアクアの年式や走行距離を入力して、一括査定してみることです。

一括査定サイトを利用するには、名前や電話番号などの個人情報を入力しなければいけませんが、だからと言って必ず売却しなければいけないということでは全くありません。「自分の車を売ったらがいくらぐらいになるか？」を知るためだけにも気軽に利用できます。

一括査定サイトを利用するなら、是非試してみてほしいのが「カーセンサー」と「ユーカーパック」の2つです。

カーセンサーは日本全国から1,000店以上、しかも大手業者が参加しているので、リアルタイムで　“あなたのアクアを買取りたい（＝アクアを探している顧客がいる）”　という業者が見つかることもあり、通常より高い査定額が期待できます。

また、ユーカーパックは「業者オークション形式」を採用しているため、タイミングによっては査定額がぐんぐん上がることがあるのが魅力です。
何よりユーカーパックはしつこい営業電話がかかってこないのが評価できます。

どちらも30秒～1分ほどで入力完了するので、暇つぶし感覚で試してみてください。予算の計画も立てやすくなるなると思いますよ。

>>>　カーセンサー
>>>　ユーカーパック

現在販売されているアクアの車両本体価格から買取相場を逆算

手っ取り早くあなたのヴィッツの正当な査定金額を知るなら、一括査定サイトを利用するのが一番手軽ですが、もう一つの方法として、現在中古車市場で販売されている物件の中から、グレード、年式、走行距離があなたのアクアと近い状態のものを探し、その車両本体価格から買取価格を逆算して算出するという方法があります。

計算式は

になります。
※計算式の根拠についてはこちらの記事を参考にしてください。

この計算式は、車両本体価格から大体の買取（下取）金額を予想するときにプロが用いる計算式です。私も中古車販売店で働いていたころに社長から教えてもらいました。

今回は“1年落ち～6年落ち”“走行距離5～6万キロ”のアクアの買取金額を予想していみました。※車両本体価格データは大手中古車販売サイト3社からランダムでピックアップしました。

1～3年落ち+走行距離5～6万キロのアクアの買取金額予想

※2017年式は走行距離5万km以上のものが市場に出回っていなかったため5万km以下のもので検証しています。

トヨタ アクア【1年落ち】
グレード：1.5 S/ナビゲーション/バックカメラ/後期型
ボディカラー：ブラック
製造年：2018年
走行距離：2.6万km
本体価格：145.8万円（消費税込）

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予想買取金額
106.7万円
145.8万円÷1.08÷1.15÷1.1＝106.7万円

トヨタ アクア【2年落ち】
グレード：1.5 S
ボディカラー：ライムホワイトパールクリスタルシャイン
製造年：2017年
走行距離：5.6万km
本体価格：125.0万円（消費税込）

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予想買取金額
91.4万円
125.0万円÷1.08÷1.15÷1.1＝91.4万円

トヨタ アクア【3年落ち】
グレード：1.5 S/プッシュスタート/スマートキー/ETC
ボディカラー：ホワイトパール
製造年：2016年
走行距離：5.3万km
本体価格：99.8万円（消費税込）

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予想買取金額
73.0万円
99.8万円÷1.08÷1.15÷1.1＝73.0万円

4～6年落ち+走行距離5～6万キロのアクアの買取金額予想

トヨタ アクア【4年落ち】
グレード：1.5 S/ナビ/Sキー/プッシュスタート
ボディカラー：イエロー
製造年：2015年
走行距離：5.4万km
本体価格：74.0万円（消費税込）

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予想買取金額
54.1万円
74.0万円÷1.08÷1.15÷1.1＝54.1万円

トヨタ アクア【5年落ち】
グレード：1.5 S/純正ナビ
ボディカラー：シルバー
製造年：2014年
走行距離：5.8万km
本体価格：65.8万円（消費税込）

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予想買取金額
48.1万円
65.8万円÷1.08÷1.15÷1.1＝48.1万円

トヨタ アクア【6年落ち】
グレード：1.5 L/ナビ/TV/ETC/キーレス
ボディカラー：シルバー
製造年：2013年
走行距離：6.0万km
本体価格：69.0万円（消費税込）

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予想買取金額
50.5万円
69.0万円÷1.08÷1.15÷1.1＝50.5万円

いかがですか？こうやって検証してみると自分のアクアがいくらで売れるか（＝いくらで売れるべきなのか）想像しやすくなりますよね！

ただし、今回ピックアップした物件もフルモデルチェンジの後は大きく値を落とすのは間違いありません。
そうなったら、あらためて中古車販売サイトや、中古車雑誌から、あなたのアクアと似た状態の物件を探し出して、その車両本体価格から今回紹介した計算式で買取金額を予想してみてください。

アクアを高く売る方法

前項では車両販売価格から買取金額を逆算して予想してみました。

ただ、勘違いしてほしくないのは、これらはあくまで「良心的な業者が、良心的な金額で下取りしたとしたら」という前提での予想です。

実際は、もっとずっと安い金額で下取りされているかもしれません。

残念ながら中古車売却において「販売価格の何%以上の金額で下取りしなければいけない」といった法律はありません。

事実、私が以前勤めていた中古車販売店でも、下取りの際は、本来70万円ぐらいで下取りしてもおかしくない物件でも、まずは半分以下の30万円ぐらいの金額から提示していましたから…

しかも、ほとんどのお客様がそれでOKしてしまうというのですから、最初の頃は本当に驚きました。

車を買い換える時というのは、お客様もすでに新しい車の支払いの目途がたっていますし、何より1日も早く古い車を手放して、新しい車を納車したいという心理が働くため、下取り金額に関しては本当に無頓着になってしまうものなんです。

ですから、既に車の買い替えを決めている人、次に購入する車種が決まっている人ほど、面倒臭いからと安易に（次の車を買う）業者に下取りに出さず、一度踏みとどまって、一括査定サイトで正当な下取り額を知っておくことを強くおすすめします。

それで（一括査定サイトで）納得のいく金額を提示されれば売っても良いですし、売らなくても　“正当な査定ではいくらぐらいになるか？”　が予め分かっていれば、車買い替え時に下取りに出すにしても強気に値段交渉できます。

一括査定サイトを利用するなら、先ほども紹介した「カーセンサー」と「ユーカーパック」の2社で十分です。

どちらも1分とかからず　“正当な査定額”　がわかりますから、安易に下取りに出す前に是非一度試してみてください。

これを面倒くさがってしまうと、結果的に数十万の損をしてしまうことになりかねませんからご注意ください。

新車・中古車市場におけるアクアの今後は?

最近は「維持費が安く、車内も広い、おまけに低燃費」というN-BOXに代表される軽トールワゴンの人気が凄まじく、コンパクトカー人気は大人しくなってきてはいます。

ただ、アクアの場合は「ハイブリッド」という何よりの強みがありますから、今後も一定以上のニーズが続くのは間違いないでしょう。

加えて、フルモデルチェンジ後のアクアは45㎞/リットルという自動車至上未開の低燃費領域に突入するとのことですから、そうなったら益々売れるでしょう。

アクアの驚異的な低燃費性能は、プリウスがそうだったように、営業車として企業がまとめて購入することもあるでしょう。

ただ、これはアクアに限ってことではありませんが、人気車種は定期的にモデルチェンジをしますから、今後モデルチェンジが繰り返される度に、中古車以上ではそれ以前のモデルが大きく値を下げることは避けられません。

また、ハイブリッドカーの宿命で、中古の場合は、売る側も買う側もバッテリーの消耗が懸念材料になり得ます。

ですから、気に入っているなら、それこそ乗りつぶすつもりで乗り続ければ良いのですが、筆者個人的には「長く乗る車種では無いのかな？」というのがアクアの印象というのが正直なところです。（アクアファンの方申し訳ありません^^;）

高く愛車を売るなら!おすすめの一括査定サイト

車を高く買取してくれる業者を探すためだけでなく、正当な下取り金額を知るためにも一括査定サイトの利用は非常におすすめできます。

優良な一括査定サイトは、査定金額が高いだけでなく、しつこく営業電話がかかってこないのも魅力です。

高品質なサービスが保証できる一括査定サイトは「カーセンサー」と「ユーカーパック」の2社です。

下の表を見てください。

この表は代表的な一括査定サイトを比較したものですが、「カーセンサー」と「ユーカーパック」の2社が圧倒的に提携買取業者が多いのがわかります。

また、他の一括査定サイトに参加している業者も、それらの業者のほとんどが、カーセンサーやユーカーパックにも参加していますから、あえて他の一括査定サイトを利用する意味はありません。

カーセンサーとユーカーパックだけで十分です。

「カーセンサー」

出典：https://kaitori.carsensor.net/

日本全国1,000店以上の業者、しかも大手が参加しているため、リアルタイムで「あなたの車を買取りたい（＝あなたの車が欲しい顧客がいる）」業者が見つかる可能性が高く、高い査定額が期待できます。カーセンサーは、高く売るためにも、正確な査定相場を知るためにも必ず利用するべき一括査定サイトです。

「ユーカーパック」

出典：https://ucarpac.com/

先ほどの表からも分かるように、ユーカーパックは日本全国2,000店舗以上、実はカーセンサー以上の業者が参加しています。
ただし、ユーカーパックは中小の業者も多数参加しているとのことなので、規模的には大手が多数参加しているカーセンサーの方が大きくなります。
ユーカーパックの魅力は「業者オークション」形式を採用しているためタイミングによっては査定額がぐんぐん上がることです。また、カーセンサー同様しつこい営業が電話がかかってこないことも魅力です。