新型ホンダN-BOXは軽自動車でも高速道路走行問題なし!新車中古車の値引き購入のコツも

出展:http://www.honda.co.jp
今や日本を代表するジャンルになった軽自動車のスーパーハイトワゴン。そのなかでも一番人気なのがホンダ「N-BOX」です。
というより軽自動車から普通乗用車、貨物車まで全てをひっくるめて2018年3月現在で一番売れているクルマがこの「N-BOX」です。
2017年の新車販売台数が21万8000台ですから、2位のプリウスに1.5倍以上差をつけて売れたことになりますね。
しかし、この売れっぷりも、その性能を知れば当然だと思えてきます。実際、私も新型(2代目)N-BOXに試乗してみましたが、良い意味で「何だコレ!?」と驚きを隠せませんでした。
正直、初代N-BOXオーナーには2代目に乗ることはオススメしません。なぜって?乗ったら100%買い換えたくなりますからです(笑)
今回はそんなホンダ「N-BOX」をレポートします。
ホンダN-BOXの主要諸元
まずは「ホンダN-BOX G・Lターボ Honda SENSING」の主要諸元を見てみましょう。
※ターボ無にくらべ若干燃費が悪くなっています。
N-BOX G・Lターボ Honda SENSING | |
全長×全幅×全高(mm) | 3395×1475×1790 |
室内長×室内幅×室内高(mm) | 2240×1350×1400 |
ホイールベース(mm) | 2520 |
車両重量(kg) | 910 |
エンジン | 直列3気筒DOHCターボ |
総排気量(cc) | 658 |
最高出力(kW[ps]/rpm) | 47[64]/6000 |
最大トルク(Nm[kgm]/rpm) | 104[10.6]2600 |
燃料タンク容量 | 27リットル |
駆動方式 | FF |
タイヤサイズ | 155/65R14 |
最少回転半径(m) | 4.5 |
JC08モード燃費(km/リットル) | 25.6(ターボ) |
新エンジンと大幅なボディの軽量化が27.0km/リットルの低燃費実現!
現在の軽スーパーハイトワゴンはどの車種も低燃費が必須条件になっていますが、N-BOXもJC-08モード燃費は「27.0km/リットル」と低燃費を実現しています。
低燃燃費のヒミツは、先代と比較して著しく進化を遂げたエンジンと、80kgも軽量化されたボディにあります。
まず、エンジンは自然吸気にVTEC機能が採用され、低速域と高速域で吸気カムを専用プロファイルのものに切り替えるため、低燃費とトルクの両方を実現しています。
またN-BOXのターボにはVTEC機能はついていませんが、その代わりに電動ウェイストゲートバルブが採用され、ターボに流れる排ガス量がコントロールできるようになったため、こちらも低燃費とトルクの両立を実現しています。
余談ですが筆者の日産ボンゴは8km/リットルです…。まあ、全く別カテゴリのクルマなので比べること自体間違っているのは分かっていますが、毎回こういった低燃費車のレポートを書くたびに落ち込みますね。
ぶちゃけ走りもN-BOXの方が全然良いですし…こんな軽自動車、数年前なら考えられません。
目的に合わせて室内スペースは自在に変化!
画像出展:ホンダ公式ページ
N-BOXのラゲッジルーム(荷物スペース)は後部座席を倒さない状態で「高さ1m16cm、幅90cm、奥行き41cm」。
そして後部座席を格納すると、奥行きが「1m52cm」にもなり、あのスペース自慢の「スズキ・スペーシア」よりも広くなります。
参考記事:スズキ「スペーシア」インプレッション
さらに目的に合わせて、後部座席を跳ね上げて床スペースを広げることもできますし、また前席のヘッドレストを外して背もたれを倒せばフラットにすることもできます。
走りだけではなく、こういった性能も正にホンダのコンセプト通り「次世代のファミリーカー」を実現しています。
特筆すべき安全性能[Honda SENSING]先進安全運転支援システム
N-BOXは、全車ホンダの先進安全運転支援システム[Honda SENSING]が搭載されています。
主な機能は
・対車両衝突被害軽減ブレーキ
・対歩行者衝突被害軽減ブレーキ
・前方誤発進抑制
・後方誤発進抑制
・先行車発進通知
・車線逸脱警報
・ACC(アダプティブクルーズコントロール)
・標識認識
に、なります。
試乗インプレッション!走りも乗り心地文句なし!もはや軽自動車とは思えない
筆者は実際にホンダの販売店で新型N-BOXを試乗しています。
実際に試乗した印象は「全てにおいて軽自動車とは思えない、お世辞ではなく文句のつけようがない」です。
以下、試乗レポートを交えて、N-BOXを試乗した感想をご紹介します。
高速道路も最高だろうな、と思わせる快適な走行性能
試乗したのは「N-BOX G・Lターボ」です。
筆者は釣りキチですから、車を乗る際は、どうしても高速道路を何百キロも運転することをイメージしてしまいます。
そうなると他の軽ハイトワゴンでは少なからず物足りなさを感じてしまうのですが、N-BOXを試乗した感想は、アクセルの反応(加速)、ハンドリング、コーナリング、すべてにおいて全く問題なく、下手なコンパクトカーを凌駕するほどの走りで「このクルマで高速道路をずっと走っていたい」と思わせるほどでした。
今までこんな軽自動車を運転したことが無かったので、とても驚きました。
軽自動車の“アノ音”はどこへ?信じられない振動騒音性能
軽自動車に乗ったことのある方なら分かりますが、軽自動車はどうしても加速時にあのエンジンの回転数が上がる独特の音がするものです。
しかしN-BOXはアノ音が殆どしませんでした。
エンジンに軽自動車初の液体封入式を採用したこと、そして吸音材・遮音材を先代よりも多く使用したことで、この驚くほどの静粛性を実現したようです
衝撃吸収も秀逸!乗り心地最高
筆者は普段4ナンバーに乗っているため、正直乗り心地に関してはどの車に乗っても良く感じてしまうのですが、それを差し引いてもN-BOXの乗り心地は最高でした。
段差を超えたときの振動もマイルドで、これならゴツゴツした路面でも振動が気になることは無いだろうと思いました。
N-BOXを試乗する数日前にスズキ・スペーシアの試乗をしたのですが、スペーシアも乗り心地は悪くなかったものの、N-BOXのほうがより心地よく感じました。
N-BOXの新車・中古価格は?値引きはできる?
2018年3月現在のホンダN-BOXの車両本体価格はグレードごとに
G・Honda SENSING
138万5640円
G・L Honda SENSING
149万9040円
G・EX Honda SENSING
159万6240円
G・L ターボ Honda SENSING
169万5600円
G・EX ターボ Honda SENSING
174万9600円
となっています。
先代のN-BOXの中古車はすでに多く出回っていますが、2代目N-BOXが本格的に中古車市場に出回るのはまだまだこれからです。
しかしこれほどの販売台数を誇るクルマですから将来的には相当数の中古車が出回ることは間違いないでしょう。
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