ダイハツ・ウェイクの試乗インプレッション!座高が高く視界が良好でした!

ダイハツ・ウェイクの試乗インプレッション!座高が高く視界が良好でした!

ダイハツにはスーパーハイト系の軽自動車を代表する「タント」がありますが、おなじくこの「ウェイク」もダイハツを代表する人気のスーパーハイト系軽自動車です。

「ウェイク」と「タント」は同じダイハツということもあり、よく比較されます。

どちらが良いということはありませんが、レジャーをメインに考えるならコンセプトが「ドデカキャラ」のウェイクに軍配があがるでしょう。

一方ファミリーカーとしての利用をメインで考えるならセンターピラーレスのタントの方が無難かもしれません。

ダイハツ「タント」インプレッション

とは言っても、車両本体価格の違いもありますし、一口にレジャー用、ファミリー用と言っても使い方はそれぞれですから、詳しくは当記事のインプレッションを参考にしていただければと思います。

ダイハツ ウェイクGターボレジャーエディションSAⅢ

まずはウェイクのハイグレードモデルである「GターボレジャーエディションSAⅢ」の主要諸元を見てみましょう。

ダイハツ ウェイクGターボレジャーエディションSAⅢ
全長×全幅×全高(mm) 3395×1475×1835
室内長×室内幅×室内高(mm) 2215×1345×1455
ホイールベース(mm) 2445
車両重量(kg) 1020
エンジン 直列3気筒DOHCターボ
総排気量(cc) 658
最高出力(kW[ps]/rpm) 47[64]/6400
最大トルク(Nm[kgm]/rpm) 92[9.4]3200
燃料タンク容量 36リットル
駆動方式 FF
タイヤサイズ 165/55R15
最少回転半径(m) 4.7
JC08モード燃費(km/リットル) 23.8 ターボなし25.4

25.4km/リットルと超低燃費!

現在最も売れているカテゴリ、「軽自動車のスーパーハイトワゴン」の人気の理由の一つに低燃費性能があります。

ウェイクも「25.4km/リットル」ですから十分に低燃費といえます。

ちなみに同じダイハツのタントの燃費は「28.0km/リットル」ですから、燃費性能だけみればタントはウェイクを上回っています。
しかし、これはウェイクがスーパーハイト系のなかでも突出した車内スペースを誇るクルマであり、そもそも車体自体が大きく設計されているのですから仕方ありません。

ウェイクの車両重量は1トンを超えており、タントの同等グレードのものより約80kgほど重くなっています。それで「25.4km/リットル」も走れば十分ではないでしょうか?

ちなみに筆者の日産ボンゴの燃費は8km/リットルです…全く別カテゴリのクルマですから比べること自体間違っているのですが、低燃費のクルマのレポートを書くたびにため息がでますね。

変幻自在!広すぎるラゲッジルーム

ウェイクのラゲッジルーム(荷物スペース)は後部座席を倒さない状態で、高さ1m14cm、幅875cm、奥行き32cm、そして後部座席を格納すると、奥行きが1m45cmにもなります。

幅はスーパーハイト系の軽自動車の中でも平均レベルですが、高さに関してはトップクラスで、タントよりも10cmも高くなっています。ウェイクはFFの軽自動車の中では唯一全高が180cmを上回ります。

また、シートも用途に合わせて自在にアレンジすることができます。

まず、前座席と後部座席を畳みフラット状態にすると、前座席からトランクスペースまでがほぼ平らになり、デコボコがなく車中泊でも快適に寝られるようになります。

ダイハツ・ウェイクで車中泊
画像出展:ダイハツ公式ページ

また前座席の助手席側、後部座席の左側だけをフラットにすることもできますから、車中泊だけでなく、長尺の荷物や自転車を乗せることもできます。

ダイハツ・ウェイクに自転車を積む
画像出展:ダイハツ公式ページ

車中泊やレジャーを考えるなら、タントよりも、やはりウェイクに軍配があがりそうです。

自動ブレーキ。先進安全装備も問題なし

現行のウェイクは、N-BOXやスペーシアに標準装備されている「標識認識」はありません。これはタントも同様です。

ただし、そもそもウェイクに乗るようなアクティブな人が標識を見落とすこともないでしょうから「標識認識」がなくても全く問題ないと思います。

ウェイクに装備されている主な先進安全装備は

・対車両衝突被害軽減ブレーキ
・対歩行者衝突被害軽減ブレーキ
・前方誤発進抑制
・後方誤発進抑制
・先行車発進通知
・車線逸脱警報

に、なります。

視界良好!ターボ付ウェイクの試乗インプレッション

筆者は実際にダイハツ販売店で「ダイハツウェイク GターボレジャーエディションSAⅢ」を試乗しています。
試乗した印象としては走行性能もさることながら、その「軽自動車とは思えない見晴らし」に驚きました。
以下、試乗レポートを交えて、ウェイクのインプレッションをご紹介します。

座席が高い!軽自動車とは思えない見晴らし!

運転席に座った瞬間に思ったのが「座席高い!見晴らし最高!」です。

筆者は座席が高く視界の高いクルマが大好きです(普段ボンゴ乗ってるぐらいですから)。しかし最近はどのクルマも「低重心」を重視して、座席が低くなっています。

たしかに理屈から言えば重心は低いほうが安定性は増しますが、一方で視界が高くなることで得られる運転のしやすさが軽視されているような気がします。

その点このウェイクの運転席はミニバン並に高い位置にあり、視界が良好で本当に運転しやすいと感心しました。

加速もすばらしい!高速道路も問題なし

試乗したウェイクが「GターボレジャーエディションSAⅢ」と、ターボがついていたこともあり、加速がすばらしく「これなら高速道路を長距離運転しても快適だろうな」と思いました。

その走りは軽自動車というよりコンパクトカーに近い印象です。

ホンダN-BOXも「高速道路をずっと運転したくなる走行性能」でしたが、このウェイクの走行性能も負けず劣らずで、視界が高いぶん筆者的にはウェイクの方が好みでした。

ホンダ「N-BOX」インプレッション

また、ウェイクのターボは走行中は常に作動しているため、販売店の人曰く「4名フルで乗車しても、重い荷物を積んでも、坂道でも問題ない」とのこと。
こうなってくると、もう軽自動車の性能の範疇を超えてきますね。

普通乗用車とほどんと変わらない乗り心地!

ウェイクのタイヤは15インチタイヤですし、以前雑誌か何かのレビュー記事で「多少硬さを感じる乗り心地」と読んだことがあったため正直乗り心地に関してはあまり期待していませんでした。

しかし実際に運転してみると、個人的には硬さは全くと言っていいほど感じませんでした。
それどころか、座席の高さ(重心の高さ)を全く感じさせず「見事な安定感だな」とさえ思いました。

ただし乗り心地に関しては、筆者が普段4ナンバーに乗っていることもあり、どんなクルマでも乗り心地を良く感じてしまうところもあります…。

ですからウェイクの購入を検討しているなら一度ダイハツの販売店で実際に試乗してみることをオススメします。
ダイハツのお店ならタントも試乗できると思いますから、乗り比べてみても面白いかもしれませんね。

ウェイクの新車・中古価格は?値引きはできる?

2018年現在のダイハツウェイクの車両本体価格はグレードごとに

D
135万0000円

D”SAⅢ”
141万4800円

L”SAⅢ”
155万5200円

L”レジャーエディションSAⅢ”
159万8400円

Gターボ”SAⅢ”
167万4000円

Gターボ”レジ―エディションSAⅢ”
171万7200円

となっています。

ウェイクの現行モデルの販売開始が2014年11月(2018年現在)ですから、現行モデルでも既に多くの中古車が出回っています。

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