軽自動車にターボは必要か?中古で買うなら気になるターボの寿命は?
軽自動車には同じ車種でもターボ付きとターボ無しのモデルがありますよね?
ターボの有無で新車価格はもちろん、中古車の価格も変わってくるのでどちらを選べば良いか迷うと思います。
結論としてはTPOで用途に選ぶのがベストでしょう。その理由と、ターボ車を買うときに皆さんが心配するであろうターボの寿命について解説します。
運転好きならターボはあった方が良い
筆者がターボ付とターボ無しの軽自動車のどちら購入するかを相談されたなら「軽自動車はターボはあったほうが良い。ただし街乗りならターボは無くてもよい。あとは価格と相談」と答えるでしょう。
660ccという軽自動車の排気量では、どうしても加速、速度維持、トルクといった点では普通車には劣ります。
特に高速道路を運転するとパワー不足は顕著で、私も知人のターボ無しのスペーシアを東京から名古屋まで運転したことがありますが、かなりストレスがたまり疲れました。
長距離ドライブジャンキーの私でもそうだったのですから、普通の人はターボ無しの軽自動車で高速ロングドライブは非常にストレスが溜まると思います。
一方、試乗で運転したターボ付きのN-BOXは、加速、速度維持、トルク、どれをとっても秀逸で、普通車と比較しても遜色ないレベルでした。
関連記事:ホンダN-BOXは軽自動車でも高速道路走行問題なし
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ドライブが好きで、高速道路を頻繁に利用するような人ならターボ付きの方がストレスなく運転できるのは間違いありません。
ただ、高速道路はたまに利用する程度、街乗りメインの方ならノンターボという選択もアリです。というのもノンターボにはノンターボのメリット(=ターボ車のデメリット)があるからです。
全てが良いわけではない!?ターボ車のデメリット
乗り心地、ドライビング性能を優先するなら、やはり軽自動車はターボは必要です。
しかしターボ付きにもデメリットがあります。
それが
●ターボ付きの方が価格が高い
●ターボ付きの方が燃費が若干悪い
●ターボ(エンジン)は寿命短いと言われている
ということです。
順に解説します。
ターボ付きの方がターボ無しより価格が高い
当然ですが、同じ車種でターボとノンターボで価格を比較した場合、ターボがついている方が高額になります。
下は「ホンダN-BOX」の全モデルの価格表です。
G・L Honda SENSING:149万9040円
G・EX Honda SENSING:159万6240円
G・L ターボ Honda SENSING:169万5600円
G・EX ターボ Honda SENSING:174万9600円
比べると、ターボが付いているほうが20万円~35万円ほど高額になっています。
また、中古車市場でもターボ付きの方が高額になります。
中古車の場合は、もともとの定価がターボ付きの方が高額というのに加え、ニーズもターボ付きの方があるため、新車よりも価格差が顕著になることもあります。
ターボ付きの方が燃費が若干悪い
同じ車種で比較すると、ターボとノンターボでは、ターボが付いている方が若干燃費は悪くなります。
以下に人気のスーパーハイト系のターボとノンターボの燃費を比較してみました。
軽自動車のターボとノンターボの燃費比較 | ||
車種名(軽) | ノンターボの燃費 | ターボの燃費 |
ハスラー | 27.8km/L | 32.0km/L |
ムーヴ | 27.4km/L | 31.0km/L |
タント | 26.0km/L | 28.0km/L |
スペーシアカスタム | 25.6km/L | 28.2km/L |
N-BOX | 25.6km/L | 27.0km/L |
ウェイク | 23.8km/L | 25.4km/L |
デイズルークス | 22.2km/L | 22.0km/L |
大体どのモデルも、ノンターボの方が、ターボ付きに比べて1リットルあたり3~4km燃費が良くなっています。
たった3~4kmと思うかもしれませんが、1リットルあたり4km燃費が違うと、1回満タンにするごとに軽く100km以上違いますから、かなり大きな差と言えます。
こうして燃費の違いを具体的に見ると「街乗りならターボは必要ないかも?」と思う人も多いのではないでしょうか?
ターボ(エンジン)は寿命短いと言われている
一般にターボエンジンの方がノンターボよりも故障が早いと言われています。
ただ、筆者の考えは
「ターボとノンターボのどちらを購入するかを検討するときは、用途、価格、燃費で検討すればよい。つまりターボの寿命は選択材料の一つに加える必要はない。」</span>
となります。
特に新車で購入するならターボエンジンの寿命を懸念してノンターボを選ぶというのはナンセンスです。
というのも、ターボエンジンの寿命は、メンテナンス、特にオイル交換をしっかりするかにどうか?にかかってくるからです。
新車で購入するのなら、ご自身で定期的にオイル交換をしっかりとしていれば、今の軽自動車のターボエンジンならそうそう故障することはありません。“ハズレ”の固体でなければ余裕で10万km、15万kmと乗り続けることができます。
問題になるとすれば中古で購入する場合です。
とは言っても、ターボエンジンの調子の良し悪しはプロなら分かりますから、信頼のできる販売店から購入すれば問題ないでしょう。
一番恐いのは、ヤフーオークションなどの個人間の売買です。
個人間の売買はマージンが取られないため安く購入することができる反面、車の素人同士の売買になりますから、相手に悪気がなくてもハズレを引かされることも少なくありません。
個人間で売買する場合は、オイル交換履歴は必ず聞くようにしてください。
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軽自動車にターボが必要か?のまとめ
軽自動車にターボが必要か?は、結局のところあなたの使用用途によると思います。
乗り心地やドライビング性能は間違いなくターボ付きの方が上です。
たとえば筆者なら長距離がドライブ大好きですし、趣味も釣りで、釣行には高速道路を利用しますから、間違いなくターボを選びます。
しかし私の妻のために軽自動車を購入するならノンターボを購入すると思います。
何故なら妻はそもそも買い物とファミレスに行くぐらいしか車を使わないからです。
しかも車は信号の多い街乗りほど燃費が悪くなりますから、その点でもノンターボの方が魅力的です。
是非参考にしてみてください。
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